[ テーマ: 読書 ]
2009年12月2日23:23:00
藤原和博著『リクルートという奇跡』文春文庫を大変興味深く読むことができた。この本との出会いがまた、偶然であったからインパクトはより大きなものとなった。今回の事業仕分け作業に参加してニュース番組に著者が報道されたこと、新橋駅前で待ち合わせをしてその場所で古本市場をやっていて、その10分足らずの間に偶然見つけた文庫本であったことである。また、著者については、リクルート出身で都内の公立中学校の校長経験者であること以外に何ひとつ予備知識がなかった。
エピローグは、「河野さんはいつ社長を辞めるおつもりでしょう。」で始まって、プロローグも同じ文章に、葉山の研修所の跡地を落札してそこを別荘にして住んでいることを批判して終わっている。まあ、こんな表現も有りかと少しだけ納得して読み終わった。
リクルートの歴史を企業内での社員の立場から自由闊達な社風の影響がどのように影響して経営者側との紆余曲折を、著者を通して著わしている。
NTTドコモの松永真理さんを始めとしてリクルート出身者がいろんな分野で活躍している。その中のひとりが教育界をリードする著者であるが、いろんな局面に対峙する時の姿勢について今、必要な何かが秘められているような気がしてならない。政権交代して77日目、政治について、経済についてどんな目線で感心することが大切なのか。それ以外にも、きちんと進ませねばならないことが山積している。手帳を繰越せねばである。
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